ゼロ票確認
4月7日は統一地方選挙。
旦那は当日お仕事なので、
期日前投票に行ってきたそうだ。
私、ひとりで選挙。
自分の一票が政治を変えるものになるとも思えない。
選挙に魅力が感じられないのだ。
彼に選挙に行くのが
乗り気じゃない話をした。
彼:「それなら、朝早く投票に行っておいでよ」
私はふてくされる。
行きたくない人間がそのためだけに朝早く起きるわけがない。
彼:「一番に投票すると投票箱のゼロ票確認できるよ」
ゼロ票確認?聞いたことがない。
そんな私に彼は説明をしてくれる。
選挙に不正がないことを証明するため、
各投票所で一番初めに投票をする方に
箱の中に何も入っていないと
見せてくれるそうなのだ。
からっぽの投票箱を見てみたい。
私は早起きをして
いかにも出勤前の格好に着替え
ゼロ票確認目的と思わせないふうにする。
朝の投票時間は7時から。
私は10分前に投票所に着く。
それなのにすでにスーツ姿の男性が一人並んでいる。
私は2番目で、その5分後に年配の男性がひとり来た。
投票時間前に並んだのは私たち3人だけだった。
このあたりの人口と投票可能な年齢の割合から考えると
恐らく2500人くらいが投票人口かな。
そう考えると奇特な3人なのかもしれない。
結局、最初の男性がゼロ票確認をする後ろ姿だけを見る。
今日は県議会議員選挙。
4月21日には市議会議員選挙がある。
その日もゼロ票確認に挑戦したら
また今朝の三人が顔を合わせる気がする。