高輪ゲートウエイと谷町線の比較
ニュースで山手線の新駅名「高輪ゲートウェイ駅」の
名称撤回を求める署名がJR東日本に提出と報道された。
旦那はそれを見て、熱く語る。
彼:「この駅名はよくない。谷町線をみならえばいいのに」
谷町線は長い駅名や
私が関西に来たばかりの時、
谷町線の駅名を全て読めるようになったら
関西人だよと言われた。
例えば長い駅名で有名なのは「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」
ここも駅名が決まるまで大変だったらしい。
最初は古くからの地名の「夕陽ヶ丘駅」とする予定だった。
それなのに開業2か月前に「四天王寺前駅」とされ
多くの反対があった。
それで「四天王寺前(夕陽ヶ丘)駅」という表記に変えたけど
その後も地元の不満は消えることがなかったので
「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」へ改称へと動いたのだ。
谷町線にはそんな地元愛にあふれた駅名が数多くある。
彼:「『高輪大木戸駅』はどうだろう」
彼はどこかにいうわけではないのだけど
いつも解決策を考える。
この話題の駅の近くに
高輪大木戸跡(たかなわおおきどあと)という
国の史跡に指定されている交通遺跡があり
伊能忠敬が全国測量の基点としたとされている。
彼:「高輪大木戸跡はゲートウエイの意味もかぶるでしょ。
この駅名なら高輪にも大木戸にゲートウエイってルビすれば
どちらにも忖度できるよね」
忖度だなんてちょっと政治家みたいだけれど
それ、いい案かもね。