朝ドラ なつぞらの感想
私は毎朝NHKの朝ドラを楽しみにしている。
4月1日からなつぞらが始まった。
朝食をとりながら旦那と一緒に見る。
主人公のなつが爆撃の炎から逃れるため
手をひかれプールに飛び込むシーンがあった。
私:「よかった、危なかったね。なつ」
彼:「この時代にプールがあったのかな」
私:「……」
主人公のなつが初めて学校へ。
隣の席の夕見子が
教科書を持っていないなつに
ぶっきらぼうに彼女の教科書を見せるシーン。
夕見子はなつの居候先の娘で
父親が連れてきたなつを好きになれないでいた。
そんな主人公をだんだん受け入れ始めるだいじなとこ。
私:「このふたり仲良くなるといいね」
彼:「あれ?終戦の読本の教科書って墨塗りだよね。
もしかしてまだ終戦の8月になってないのかな?
この時代設定てどうなってるの?」
私:「そこまで、ちゃんと知らない……」
彼のは感想じゃなくて時代考証なのではと思う。
私のテンションの下がり具合に気がついたのか
彼は頭をかきながら言った。
彼:「ストーリーを楽しまなきゃね」
その後、彼がパソコンにむかっているなと見ていたら
彼:「東京の女学校などにはプールがあった学校もあるらしいね。
茨城県内の町史だけど昭和21年1月から3月までが墨塗りで
4月から暫定の教科書が出たっていうのを見つけたよ。
朝ドラの設定はそれ以降ということだね」
わからないままでいられない旦那を見て
こうして彼の知識が増えていくのだと私は知る。