教会の結婚式
3月30日に旦那と共通の友人の結婚式が
教会で行われた。一緒に参列。
憧れの誓いの言葉「健やかなるときも、病めるときも、
喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、
その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
を生で聞けるのである。
式が始まる前に
ずっと気になっていたことを彼に尋ねる。
私:「もし、私たちも式をして結婚の誓いをしてたら
牧師さんに誓いますって答えてた?」
彼:「あれって、答えづらいよね。
はい、いいえ、どちらでもないという三択なら、はいだね」
憧れの返答ではないが
私が想像していた回答に近い。
理想は
イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃の
結婚の誓いの言葉。
ふたりが笑顔で見つめあう姿が
見ているこちらも幸せにしてくれる。
2011年4月、イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃が結婚式を挙げたことは記憶に新しいと思います。
ウィリアム夫妻が結婚式を挙げたのはウェストミンスター寺院。この結婚式は教会式(キリスト式)と呼ばれる婚礼で、神前での誓いをもって婚礼が成立します。英国国教会の最高聖職者であるカンダベリー大主教が誓いの言葉を問いかけ、ふたりが誓ったことで、晴れて結婚が成立しました。ここで誓った言葉というのは次の通りです。
「汝を妻とし、今日よりいかなる時も共にあることを誓います」
「幸せな時も、困難な時も、富める時も、貧しき時も、病める時も、健やかなる時も、死がふたりを分かつまで愛し、慈しみ、貞節を守ることをここに誓います」ウィリアム王子は「誓います」と述べたのですが、キャサリン妃は、イギリス王室の結婚式で伝統的に述べられている「新郎に従います」といった言葉は使いませんでした。どうやって誓ったのかというと、ウィリアム王子の顔を見つめ、微笑んだことで誓いが成立したのです。
引用元:
誓約の前に牧師さんからお話がありました。
この結婚式をするにあたって
新郎新婦は勉強会をしているそうです。
そして、参列して下さった方はふたりの証人にもなるので
温かくお見守りくださいと。
私:「教会の挙式ってただ式を行うんじゃなくて
結婚について勉強するんだね。深いね」
彼:「ただ誓っても意味がないからね」
結婚の誓いの返事を
三択で回答しようとしていた人に思えない言葉……
そして旦那が
急に悟ったように言う。
彼:「結婚式より選挙の方が楽だな」