うちの旦那は無駄にカシコい

理系旦那との結婚生活

料理の言い訳

私は料理があまり上手ではない。

得意じゃないから、好きじゃない。

でも結婚したからには、美味しいって言われたいし

自分も美味しいものを食べたい。

 

材料費のコスパを計算し

健康成分を考え、美味しくなれと鍋に向う。

昔、絵本で見た薬草を煮込む魔女を思い出す。

私:「料理を作っていると、魔女みたいだと思わない」

彼は首を傾げながら、鍋の中身を確認する。

彼:「そうなの。僕は魔女見たことないけど」

私:「私も見たことはないけど」

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彼の日本語

彼と付き合っていた頃、

きれいな日本語を使う人だなと感じていた。

一緒に暮らし始めてから

彼と会話をしていると

小中学校の国語の教科書を思い出すようになった。

 

 

雨が降りそうな夕刻に

旦那が早く仕事から帰ってきて言った。

彼:「雨が降りそうだから、どこにもよらずに

 一目散に帰ってきたよ」

『一目散』という言葉を普通の会話に入れてくる。

小学校の国語の問題で『次の言葉の意味を答えよ』でしか

使わない言葉だと思っていた。

私なら『一目散』ではなく『早く』

という言葉を使う。

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食べ物のコスパ

近くのドン・キホーテでお菓子を買ってきた。

おせんべいなのにそれに合わない

甘いフルーツフレーバーがかかっている。

進化系お菓子が激安だったのだ。

コスパを重視する旦那は喜ぶかもしれない。

 お茶の時間にそのお菓子を出すと

それを見ての彼の一言。

彼:「全然、美味しそうじゃない。ケンカ売ってるの」

 

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さしすせその法則

旦那と一緒にテレビで

さしすせその法則を見た。

男性が喜ぶ褒め方の基本の考え方。

『さ』は『さすが!』

『し』は『知らなかった!』

『す』は『すごい!』

『せ』は『センスがいい!』

『そ』は『そうなんだ!』

上級者ははこのまま使うのではなくて

アレンジしたりする。

『す』を例にあげると

『すごいね。大変だったね』とねぎらいもプラスする。

恋愛が苦手な私は感心する。

 

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ブラックホール

4月10日に

世界で初めてブラックホールの撮影に

成功したニュースが流れた。

私は感激して彼に話しかける。

私:「ブラックホールって本当に黒なんだ」

彼:「実際は黒じゃないかもしれないよ」

 

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新紙幣の図柄

2024年に紙幣のデザインが一新される

ニュースを彼と一緒に見る。

それをみながら彼が言う。

彼:「職場で野口英世の千円札を見たことない人もいるよ」

おお、お札の歴史を感じる。

私の記憶の千円札図柄は

伊藤博文から野口英世へ。そこから夏目漱石となる。

野口英世のお札が一番印象に残っている。

お札を折って笑う野口クンを作るのが流行ったからだ。

あの楽しみを知らない若者がいるのだ。

お札でゆかいなおりがみ野口クンの本 感想 長谷川 洋介 - 読書メーター

 

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