お互いの常識
彼:「江戸時代ってみんな音読してたでしょ」
私:「へぇ~。そうなんだ」
彼:「えっ。常識じゃないの?
黙読している人はなにを読んでるかわからなくて気持ち悪がられたみたいだよ」
人によって「常識」ってかなり違うと思う。
彼と私の中でも幅があると思う。
私たちの常識の基準は友人Yさん。
彼のお友達だけど
どちらかというと私みたいにぼんやり気味だと
私が勝手に判断しての人選。
そして、とても優しい方なので
たぶん二人に忖度をして
的確な回答をしてくれそう。
わが家では
「Yさんが知っていたら常識」というルールになっている。
なので、それを踏まえて先程の会話が進む。
私:「Yさんが知ってるかな?
それじゃあ。あんまり変な内容は読めないし、うるさくて集中できないよね」
彼:「そうだね」
実際にYさんに質問したことはないんだけど。
Yさんが知っているかどうかというセリフだけで
ふたりの常識の境が曖昧になる気がする。
そのルールのおかげで常識で口論になることはない。
ありがとうYさん。あなたの存在は大きい。